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かろん
自己紹介:
テイルズと遊戯王などが好きな腐った♀。

ユーリさんかリタっちがいれば飯三杯はいける。
TOVメインのテキストブログ。携帯サイト出張版です。
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夜のサバイバル

茶色いあいつVS凛々の明星のみなさん

―宿屋で就寝中…

■おぞましいもの?

「………」

「…ぁ、やっぱり…」


「あのっ、リタっ!起きてください…!」

「…んぅ~…今何時だと思ってんのよ…」

「ご、ごめんなさい…。あの、さっきから何か気配を感じるんです…」

「ちょ、ちょっと変なこと言わないでよ…!じゅ、ジュディス、起きてっ!起きろッ!(ゆさゆさ)」

「…んぅ…何かしら…」

「エステルが変な気配がするって言ってんのよ!あたしはしないけど、あんたはどう!?」

「…いえ、何も…しないけれど。おじ様が覗いてるんじゃないかしら」

「おっさんか!寝込みを襲うつもりかもしんないわね…!あのエロ親父…!」

「そ、それは違うと思います!レイヴンはそんなことをするダメ人間じゃないですもん!」

「じゃあ何だって言うのよ。幽霊とか言ったらぶっつぶすわよ」

「…えと、地面を這っている感じがするんです。それでいて、とても素早い」

「地縛霊とかかしら」

「ジュディス…その胸はぎ取るわよ…(殺気)」

「うふふ、冗談よ。私が思うに、それはゴキブリなんじゃないかしら」

「ご、ごきっ…!?な、なんですかその下衆っぽい響きは…!」

「あー、ゴキね…。エステル知らないの?汚いところとかによくいる害虫よ」

「いえ…初めて聞きました。虫の文献はあまり読んでいませんでしたから…」

「で、どうするのかしら?私なら出会ったら殺すのだけど」

「んー、殺しといた方がすっきりするか。殺そ殺そ」

「そ、そんな殺生な…!せめて姿だけ見てもいいですか?私、気になります」

「はいはい。んじゃ、電気点けて」

女性陣VSゴキ、開幕。

■同時発生

「ユーリ!ユーリいっ!起きてーっ!!(ばしばし)」

「痛っ!…んだよカロル先生…安眠妨害にもほどがあるぞ…」

「ついでにレイヴンも起きてーっ!!(どかっ)」

「…ついでって酷くない…?」

「虫、虫が…!虫がいるんだ…!でっかい、でっかいのが!」

「自分で何とかしろって…」

「む、無理だよ!だから二人を起こしたんじゃないか!」

「まあまあ、ここは虫退治してやろーじゃないの。でっかい虫がいるってのは、いい気分じゃないでしょ」

「…。しょうがねぇな…。とりあえず電気点けとけ」

「うん…」

明るくなった▽

「……ぇ、わ、ぎゃあああああぁぁーッ!!出たああああぁぁぁー!!」

「な…で、でかっ!!なんだあいつ!メタボか、メタボ!」

「…おー、昔オレの部屋に出た奴に匹敵するでかさだな」

「ユーリ…!なんとかしてよぉ…ボク寝れないよ…(半ベソ)」

「ユーリ…なんとかしてよぅ…おっさん寝れないもん…(うるうる)」

「…おっさんごとなんとかしてやるから安心しろ。ってか、おっさんも手伝えよ」

「あ、はい…」

■はじめてのごきぶり

「…出てこないじゃない」

「家具とか動かしてみる?出てくるかもしれないわ」


「…む、このキャビネット怪しいわね…(ずらしてみる)」

「アッー!」

ごきぶり が あらわれた!▽

「き、キモっ!?気持ち悪ッ!!くんな下等生物!」

「あらあら、エステルが発狂しちゃったわ」

「だー、さっさと殺すわよ!そらっ!(帯使用)」

「当たってないわよ!…そこ!(デッキブラシ使用)」

「ふ、二人とも全然駄目じゃないですか!私も戦います!」

「あ、あたしはこれでも昔はゴキブリハンターだったのよ!こんなの朝飯前っ!…あれ?」

「…あ、またどこかに隠れてしまったわ」

「…きっと楽しんでいるんですよ…。必死になって自分を殺そうとしている私たちを…。…殺そう。殺しましょう。殺してやる…!(殺気)」

「エステルの怒りのボルテージがやばいわ!鉈持ちそうな雰囲気よ!」

「初見であれだけの怒りって…凄いわね」

■一狩りしようぜ!

「あ、いねぇ!あいつ、どこ行きやがった」

「べべべベッドの下に入ってったよ…!」

「どれ…(下を覗き)あ、いたいた。ちょうどユーリがいるとこらへんよ」

「ふぅん………死ねっ!(剣をベッドにぶっ刺し)」

「わ、わーッ!?ユーリ何やってんのさ!下まで貫通してるけど逃がしてるよ!」

「あー、わりぃわりぃ。失敗だぜ☆」

「ベッドどうすんのよ…。わわッ、カロルの方に行ってるわよ!」

「ぴぎゃあああああ!!来ないで来ないで来ないでぇー!!」

「こいつでどうだ!(剣を投げ)」

とすっ

「ユーリいいいいい!!外れてる!ボク死んじゃう!!鞘にして鞘!!」

「あ、わりぃわりぃ。失敗だぜ★」

「しょうがない。そろそろおっさんもやるかね」

「矢が一本刺さったぐらいで死ぬか?あの大きさだぞ」

「……あ、でも射止めることは出来るんじゃない?で、そこを青年が斬ると」

「…その線でいくか(床に刺さった剣を抜き)」

■怒りの臨界点を超えたようです

「スターストローク!ディライトロール!」

「死骸、出た!?…うりゃっ!」

「見てないわ!がむしゃらにやっても無駄かもしれないわ。部屋が壊れて行く一方よ」

「まだですか!?ホーリーランス!」

「全部スカしてるじゃない!デカルト!」


「…!!エステル、背中…!あ、今肩のところに…」

「え、…あは、あはははははは、あっはははははははは!!(OVL) い っ ぺ ん 死 ん ど け ェ!!」

―秘奥義発動―

■こちらも終幕

「く~、でかいくせしてすばしっこいんだから…」

「レイヴン、上!天井!」

「おっ…!ちょっと待ったぁー!」

ぶすっ

「ナイスおっさん!っつても、どうすっかな…。一発で仕留めるには…」

「あ」

「え、な…に……?」

矢ごと落ちたゴキブリはカロルの頭に不時着した▽

「え、もしかしてもしかしなくてもボクの…あた、ま…の上……」

「!もらったぁ!!」

すっぱーん

―カロル先生終了のお知らせ―

■まぁ 平穏が戻るわけで

―翌日
「…エステルとカロル、元気ねーな。あ、いやカロルはオレのせいだけど…」

「きっと疲れたのよ。夜中にあんなに動いたんだもの」

「それより弁償代で消えたお金、どうすんのよ…」

「また酒場働きだな…。最悪借金か…」

「あんたもちゃんとウェイトレスやりなさいよ…!」

「女装だけはしねーぞ…うさみみ、うさみみしかやんねーぞ…!」

「誰も女装しろともうさみみ付けろとも言ってないわよ…」

********
ゴキが発生したのでネタにしてみました。カオスすみません
 

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