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かろん
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テイルズと遊戯王などが好きな腐った♀。

ユーリさんかリタっちがいれば飯三杯はいける。
TOVメインのテキストブログ。携帯サイト出張版です。
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リタのパーフェクトおりょうり教室①
リタの料理奮闘記っぽいもの

あたしだって、女。

女が料理くらいできなきゃどうすんの!


■たのもー!

「ジュディス…あんたを料理のプロと見込んで頼みがあるわ」

「プロだなんて…。で、何かしら」

「あたしに料理教えて!」

「(真剣なまなざし…これは本気ね)いいわよ。料理に目覚めるのはいいことだもの」

「べっ、別に目覚めてなんかないわよ!ただ…見返したいというか…」

「見返す?誰を?」

「…ユーリよ。ここんとこあたし料理失敗続きで馬鹿にされたの。そこで女としてのプライドが許さなかったわけよ!」

「そう…分かったわ。美味しいのが作れるといいわね」

「もちろんよ!今に見てなさいよ…」


■真剣なお付き合い?
―野営地

「料理場はセッティングできたわ。で、何を作るの?」

「どうせだからあいつの好きなモンでも作るわ。この好き嫌い表によると…マーボーカレーとデザート系、か」

「あら、そうなると…。デザート系はともかく、マーボーカレーの材料がないわよ」

「…なっ…。(辺り見回し)よし!おっさん!付き合って!」

「えっ、おおっ…もしかして結婚を前提としたお付き合い?でもリタっちはまだまだかなぁ…まあリタっちが言うなら…」

「んなわけないでしょ!買い物に付き合えってこと!トリム港まで行くわよ!」

「えっ、ここからトリム港って遠くない?あ、いや割りと近場?」

「つべこべ言わない!」

「あっ、ちょ、まっ(連行された)」


「…バウル使えばいいのに…」


■おっさん悲しい
リタとおっさん帰還

「はぁ…はぁ…おっさんもうクタクタ…。なーんでバウル使わないのよ…」

「あっ!?バウル…すっかり忘れてたわ…。ま、いい運動になったってことで」

「お疲れ様。食材は買えたかしら?」

「ええ!早速マーボーカレー作るわよ!」

「リタっち~、付き合ってあげたんだからおっさん回復してよ~」

「時間の無駄!自分に愛してるぜぇやっとけばいいじゃない!」

「……愛してるぜぇ…(自分にぷすっと一発)」


■飽きられた

それからというものの、毎日3食と戦闘後はマーボーカレーという日々が続いた。カロル曰く、「舌がマーボーカレーになるよ~」といった感じ。

その甲斐あって、リタは遂にマーボーカレーをマスターした。

「で、出来たわ…。これであいつをギャフンと言わせれる!」

「だといいけれど…」

「(鍋を覗き)うわっ、またマーボーカレーだよ、ユーリ」

「マジかよ…。もう当分は食わねぇことにしたからオレは食べねぇからな」

「あ、ボクも!なんかこれ以上食べてたら偏執狂みたいだよね!」

(去って行く二人)

「あ、ちょっと!?」

「だから味見はレイヴンだけに任せとけばいいって言ったのに…。時間と食材の無駄だったわね…」

「そ、そんなぁ…」


リタ、リベンジなるか!②へ続く!


***
マーボーカレー篇。タイトルはただやりたかっただけです\(^o^)/
 

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