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俺
HN:
かろん
自己紹介:
テイルズと遊戯王などが好きな腐った♀。
ユーリさんかリタっちがいれば飯三杯はいける。 |
TOVメインのテキストブログ。携帯サイト出張版です。
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リタの料理奮闘記っぽいもの あたしだって、女。 女が料理くらいできなきゃどうすんの!
「ジュディス…あんたを料理のプロと見込んで頼みがあるわ」 「プロだなんて…。で、何かしら」 「あたしに料理教えて!」 「(真剣なまなざし…これは本気ね)いいわよ。料理に目覚めるのはいいことだもの」 「べっ、別に目覚めてなんかないわよ!ただ…見返したいというか…」 「見返す?誰を?」 「…ユーリよ。ここんとこあたし料理失敗続きで馬鹿にされたの。そこで女としてのプライドが許さなかったわけよ!」 「そう…分かったわ。美味しいのが作れるといいわね」 「もちろんよ!今に見てなさいよ…」
「料理場はセッティングできたわ。で、何を作るの?」 「どうせだからあいつの好きなモンでも作るわ。この好き嫌い表によると…マーボーカレーとデザート系、か」 「あら、そうなると…。デザート系はともかく、マーボーカレーの材料がないわよ」 「…なっ…。(辺り見回し)よし!おっさん!付き合って!」 「えっ、おおっ…もしかして結婚を前提としたお付き合い?でもリタっちはまだまだかなぁ…まあリタっちが言うなら…」 「んなわけないでしょ!買い物に付き合えってこと!トリム港まで行くわよ!」 「えっ、ここからトリム港って遠くない?あ、いや割りと近場?」 「つべこべ言わない!」 「あっ、ちょ、まっ(連行された)」
「はぁ…はぁ…おっさんもうクタクタ…。なーんでバウル使わないのよ…」 「あっ!?バウル…すっかり忘れてたわ…。ま、いい運動になったってことで」 「お疲れ様。食材は買えたかしら?」 「ええ!早速マーボーカレー作るわよ!」 「リタっち~、付き合ってあげたんだからおっさん回復してよ~」 「時間の無駄!自分に愛してるぜぇやっとけばいいじゃない!」 「……愛してるぜぇ…(自分にぷすっと一発)」
それからというものの、毎日3食と戦闘後はマーボーカレーという日々が続いた。カロル曰く、「舌がマーボーカレーになるよ~」といった感じ。 その甲斐あって、リタは遂にマーボーカレーをマスターした。 「で、出来たわ…。これであいつをギャフンと言わせれる!」 「だといいけれど…」 「(鍋を覗き)うわっ、またマーボーカレーだよ、ユーリ」 「マジかよ…。もう当分は食わねぇことにしたからオレは食べねぇからな」 「あ、ボクも!なんかこれ以上食べてたら偏執狂みたいだよね!」 (去って行く二人) 「あ、ちょっと!?」 「だから味見はレイヴンだけに任せとけばいいって言ったのに…。時間と食材の無駄だったわね…」 「そ、そんなぁ…」
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