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俺
HN:
かろん
自己紹介:
テイルズと遊戯王などが好きな腐った♀。
ユーリさんかリタっちがいれば飯三杯はいける。 |
TOVメインのテキストブログ。携帯サイト出張版です。
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続きです。 まだ諦められないリタは、今度はデザート系でユーリを見返すことにした。
「ま、こっちはマーボーカレーの時より苦労しないだろうし…。手のこんだデザートにしてみようかしらね」 「私は必要かしら?」 「…デザートなら、一人で作れる。あんたはマーボーカレーの時付き合ってくれたし、もう十分よ」 「そう。なら、味見台呼んでくるわ」 「味見台?」 ~数分後 「あれっ、リタっちじゃない。ジュディスちゃんはどこ?今からここで俺のために料理振る舞ってくれるって言ってたのに…」 「フン。おっさん、ハメられたわね」 「えっ、どゆこと?ジュディスちゃんのあーんはなし?無いの?」 「無いに決まってんでしょ。そのかわりあたしのデザート食い放題だから、ありがたく思いなさいよ」 「ちょ、全然いくないってー!」 おっさんのスイーツ生活が始まった…。
戦闘後 「戦闘後のデザートはまた美味しいよね!」 「だな。飽きねぇよな」 「あ、おっさん大丈夫?」 「な、なんのピロシキ~…ぐほっ」 「何かおっさん体力減ってねぇか?」 「もしかしたら糖尿病とかじゃない?ど、どうしよう!」 「(有り得なくはないぞ…)それはないでしょ。おっさーん、ジュディスが凄い格好してるわよー」 「何ッ、どこ!?バニーちゃん?ビキニ?どこよ!」 「ほらね?」 「うん…心配したボクが馬鹿だったよ」
「リタ、頑張ってますね」 「付き合わされてるおっさんが可哀相だけどな…。マーボーカレーの時から頑張ってるけど、…目覚めたのか?」 「見返す、だそうですよ」 「ふーん。誰をだ?」 「ユーリですよ。何でも馬鹿にされたとか…。もうっ、いくら失敗続きだったとしてもそれを馬鹿にするなんて…酷いです」 「あー、それでムキになってんのか。ま、いいだろ?これを機に料理に目覚めりゃ将来安泰、ってことで」 「それもそうですけど…。無理して倒れたらユーリのせいですよ?」 「おいおい、勝手にムキになってんだからオレに責任はねぇだろ」 「もう、ユーリったら…」 「それに、ああやってムキになんのがリタってもんだ。邪魔しちゃ悪いだろ?」 「ふふ…そうですね。ユーリはリタのそういうところ、好きなんです?」 「ん?どうだろうな」
「で、出来たッ!名付けてモルディオスペシャル!」 「そこはリタスペシャルでしょーよ…。おっさん、もう用済みでいいよね?」 「ええ。ご苦労様」 「そ、それだけぇ…?ったくもー…。カロル誘って、辛いものでも食べてくるか…」
「オレならここだけど」 「はにゃっ!?う、後ろから急に話し掛けないでよ!」 「悪ぃ悪ぃ。そいつが崩れちまうからな(モルディオスペシャル指差し)」 「これね。あたしの努力の結晶!モルディオスペシャル!あんたを見返すために作ったわけであって、あんたのために作ったわけじゃないからね!」 「へいへい。早速食っていいか?」 「も、もちろんよ」 「……お、うめぇ。今までにない甘さだ」 「ほ、ほんと?見返された?」 「ま、そんな感じだな。これ、馬鹿にされた時だけ作るのにはもったいねぇぞ」 「そ、そんなに…?」 「見返すのには十分すぎる味だな。やるなぁ、お前」 「ふ、ふん!あたしが本気出せばこんなの朝飯前よ!」 「じゃ、これからはオレ専用モルディオスペシャルにしてくれ(にやり)」 「は、な、何言ってんのよ…めんどくさいからもう作んな…ぁ、」
「あ、ああああああアホっ!!もう絶対作ってやんないっ!いっぺん死んでこいっ!!」
ほんのりユリリタでした。とりあえずおっさんの扱いが酷くてすみません。 PR
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