■毎日やってます

「ソディア、入るよ」

がちゃっ

「ほぎゃあああぁー!!たたた隊長っ、ノックくらいしてください…」

「あ、ごめんごめん」

「あの、何かご用でしょうか(そわそわ)」

「いや、ちょっと暇でね。君とゆっくり話でもしようかと思ったんだが…何かやってたみたいだね」

「あっ、いやこれはその…(隠しつつ)」

「邪魔しちゃ悪いだろうから、僕は出て行くよ(すたすた)」

「あっ!?すぐ終わりますから……行ってしまわれた…(ガクっ)」

「ユーリの藁人形作ってたなんて言えませんよね(ぬっ)」

「ウィチルっ!貴様、見たな…!このことは隊長には内緒だぞ!」

「言えるわけないじゃないですか…」

「くそっ!ユーリ・ローウェル、貴様さえいなければ今頃私は…私は…ッ!!」

ぶすっぶすっぶすっ…(針を藁人形に刺す音)

「(ま、真面目に怖いんですけどっ!)」

■病んできた

「隊長、失礼致します。報告書が届いております」

「あ、入ってくれ」

「(…隊長のお部屋はいつ来てもいい空気だ…)失礼します」

「ありがとう、ソディア。そこに置いておいてくれ」

「隊長のお部屋は綺麗ですね。私も見習わなければ」

「そうかい?まぁ昔はユーリが散らかしたものを僕が片付けていたから、クセになったのかもしれないな」

「…そうですか。…あ、何か落ちてますよ」

ソディアは【ユーリの写真(うさみみ装備)】をてにいれた▽

「んなっ…!た、隊長…これ…」

「ああ!落ちてたのか!そこのページだけ抜けてて焦ってたところだったんだ」

「ページ、ってまさか、今…読んでいる…?(ぶるぶる)」

「ん?ソディアも読むかい?ユーリの下町時代～現在にいたるまでの素敵な写真集だよ」

「い、いいです…。見ただけで燃やしたくなるので…(本音)」

「う～ん、今見ると下町時代のユーリは可愛いなぁ…(スルー)」

「失礼しました(トボトボと退室)」

「隊長があんなものを所持していたなんてッ!あいつだけあんなに愛されやがって!ヤローてめーぶっ殺すッ!死ねっ死ねっ死ねっ…」

今日も藁人形に針が突き刺さる…

■酷い勘違い

「ソディアー、この前かりたハンカチ返しにきたよ」

「わわっ!だからノックしてくださいってば!」

「はいこれ。ハンカチ、ありがとう」

「あ、はい…。お役に立てて光栄です…!(隊長の匂いがする…)」

「あれ、これ…ユーリ?」

「アッー…あ、それは…(蹴飛ばし用の人形だ…)」

「わわ、こっちは絵かな?そっくりだ」

「あ、はい…(その絵は毎晩引き裂くための…)」

その他多数のユーリグッズ(怨念用)が見つかった

「ソディア…君はユーリの大ファンだったのか…」

「え゛ッ!だ、断じて違いますっ!」

「普段はユーリに対して凄く嫌悪感があるように見えるけど…そうか…」

「だっ、だから…!」

「よかったらその人形、一つくれないかな?(ユーリ人形)」

「…どうぞ…」

「フフン、ありがとう!それじゃあ、僕はこれで」

「はい…」

「誰があんな奴のファンなものか…どこまでも忌々しい奴め…あの誤解をどうしてくれる…(ぶつぶつ)」

重症です。

■朝まで語ろうか

―帝都ザーフィアス 酒場

「私はユーリを凄く殺したい…だが…」

「ユーリを殺せばフレン隊長は悲しむ。あなたは罪悪感に苛まされて一生をすごすことになるでしょうね」

「そうだっ!あいつを殺せば隊長は笑顔を失ってしまうかもしれない…」

「で、結局殺せないと」

「そうだそうだっ!!だから間接的に殺すしかできないんだ…!」

「藁人形とか、剣の稽古にユーリの写真とか使ってますもんね」

「大体何故ユーリなんだ!隊長は人を見る目がまるでなっていないこともないがなってない!!」

「ワケ分かりませんよ…あ、オレンジジュースおかわりください」

「あんな奴のどこがいいのか分からん!挙げ句の果てには写真集まで携帯する始末だ!隊長は正気か!いや、隊長は変態なのか!?」

「少なくとも僕はそう思いますけど。…写真集て」

「隊長を変態にしたのもあいつのせいだ!全部ユーリ・ローウェルという存在がいけないんだ!とりあえず死ね!!でも私は変態隊長にもついていくぞ!たいちょー!!すーきーでーすー!!」

「…帰りたい…」

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ソディア話でした。
ソディアスキーな方、すみませんでした

…何かフレンは変態という設定が普通になってきた…／(^o^)＼